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令和7年度(2025年度)の学校園支援活動の様子

5月18日 第45回きらくサポート事務局会議を行いました!

午後1時半からCocos浅香山店で、事務局会議をしました。

 主な案件は、

(1)今年度の新たな方針について

 現在のスタッフ31名が、1年間の中で最低1回は学校園(人脈のある校園長又は以前勤務した学校園など)を訪問し、「きらくサポート活動アンケート」を書いてもらったり要望などを伺ったりする取り組みを検討しました。詳しくは次回(67日)のフタッフ会議で話し合っていくことを確認しました。

 

(2)過日の理科教材(苗・種など)の仕分け・配達作業の反省

 私たちスタッフの希望としては、①苗よりも種を中心に提供したい ②今回のように区別校長会を活用させて頂き、希望する個別校ではなく区単位に一斉に配達したいと考えています。


(3) 516日に行った堺市教育委員会(学校教育部と教職員人事部)の反省点について話し合いました。特に、「危機管理~O∸157中心に~」の講話が好評で、今後、他の教育組織からも要請があった場合のことも一定議論しました。

 

   (4)今後の日程確認

  ・6月 7日(土)10時~第16回スタッフ会議(堺市総合福祉会館)

  ・6 22日(日)14時~教育三陵会総会・講演会 17時~懇親会

  ・6 29日(日)10時~事務局会議

 

※終了後、お茶を飲みながら楽しく雑談するホッとタイムを取りました。海外旅行の話で盛り上がりました。お疲れ様でした。

5月16日 堺市教育委員会と事務局の交流会を行いました!

午前10時から教職員人事部(2人)、11時から学校教育部(2人)との話し合いを、高層館10階の会議室で行いました。

  主な内容は、

(1)「きらくサポート」事務局より3点のこと、①理科教材(苗・種など)を小学校45校に提供したこと ②事務局の早草先生が、小学校校長会で「危機管理~O-157中心に~」講話したこと ③今年度の取り組みとして、スタッフ31名がこの1年間で1回以上は学校園を訪問し、本活動のPR及び現場のニーズを伺うことなどを報告しました。

 

(2)教職員人事部からは、約30年前のO-157を経験していない管理職がほとんどになっている中、大変貴重な講話をして頂き感謝していること。また、今後、指導主事や中学校校長会、さらには教頭会などでも実施していただけないか?検討したいとの意向が示されました。

また、経験豊富な先生方が校園長先生の相談役になって頂けたら、こんなに心強いことはないとも言って頂きました。

 

 

(3)学校教育部からは、45校の小学校に理科教材を提供頂いたことへの御礼がありました。また新しい指導主事も増えており学校教育部内で本活動のことを周知・徹底したい。ホームページも見るように働きかけたいとのお話がありました。

 

 他にもザックバランに情報交換もでき、大変有意義な交流会になりました。

 ご多忙の中、交流会の時間をつくって頂いたことに、心から感謝申し上げます。ありがとうございました。

 

 ※詳しくは、67日(土)の第16回スタッフ会議で報告させて頂きます。

5月12日 種子・苗などの仕分け作業と配達を行う!

午前845分に集合。スタッフ2名から提供してもらった理科教材の「種子・苗など」の仕分けを、提供者の庭をお借りしてスタッフ6名で行いました。

 小学校別に段ボール箱や封筒・袋に仕分けしていき、その後、区別校長会の会場へ配達しました。

  このような取り組みは4年目に入り希望学校数が増え、これまでにない45校から申請を頂きました。その結果、苗の数が少ないため代替措置として、カボチャ・ヘチマ・ひょうたんの種子を多く用意しました。

種子から育てることで、子どもたちに興味・関心をもたせ、より良い学習活動につなげて頂ければ幸いです。

 種子は各袋に、カボチャ30個・ヘチマ40個・ひょうたん50個入りとして、ほぼ45校すべてに提供することにしました。

 少ない苗の種類と個数は、カボチャ58、ヘチマ30、ひょうたん30、ジャガイモ10、ホテイアオイ10と保冷剤100です。

  また、希望校数が多いため各学校への配達が難しくなり、本日の区別校長会の会場へ配達させて頂きました。区別校長会終了後、お持ち帰り頂くか、当日中に引き取りをお願いしたところです。

 
 今年度の理科教材の提供のあり方について、学校から何かご意見や要望等がありましたら、遠慮なく「きらくサポート」事務局にご連絡頂けたら有難いです。来年度からの参考にしていきたいと思います。

 ■なお、提供したスタッフの思いは次の通りです。「種子なら4月には郵便で発送でき、各学校で種まきができます。種が発芽した時の“あの嬉しさ”“あの感動”を是非とも子どもたちに味わってほしいです。また各区の1つの学校へ、取りに行きやすくもなります」

4月27日 事務局会議を行いました!

午後1時半からCocos浅香山店にて、次の5点を中心に活発な意見交換をしました。
主な案件は、
(1)過日の教育三陵会理事会の報告
 ・役員会の中から新たにスタッフに1名が加わって頂けることになる
(2)今年度の改善方針
①役員会へきらくサポート活動を積極的に報告し、提案も行っていく
②学校教育部と教職員人事部との連携をさらに強化する
③スタッフ31名がこの1年間の中で、自分が都合の良い日時に最低1回以上は訪問(以前勤務した学校園や人間関係がある校園長)し、きらくサポート活動のPRと現場のニーズ(アンケート調査含む)をお伺いする
④各幼小中高の校園長会で、2学期中に活動報告するとともに現場の要望を伺う
⑤毎月1回の事務局会議は引き続き実施し、円滑な活動に努める
(3)理科教材の苗・種などの提供・配送について
スタッフの2名が、カボチャ・ジャガイモ・ヘチマ・ひょうたん・ホテイアオイ・保冷剤などを準備してくださっています。
現在、小学校長会の前会長さんが、学校の要望を集約中で、5月中旬を目途の各学校へ配送していきたいと考えています。現段階では、5月12日(月)か14日(水)にスタッフが分担して車で運ぶ予定。
(4)市教委(学校教育部・教職員人事部)との連絡会は5月下旬を予定
(5)今後の予定
★5月11日(日)14時~発送作業
★6月 7日(土)10時~第16回スタッフ会議
★6月22日(日)14時~教育三陵会の総会・講演会・懇親会

終了後、美味しいドリンクを飲みながら、教育談議をしたり雑談をしたりして終了しました。お疲れ様でした。
■次回の事務局会議は、5月18日(日)13:30~Cocos浅香山店にて

4月14日 小学校の校長研修会で「危機管理」の講話を行う!

きらくサポート事務局の早草先生が、堺市共用会議所(三国ケ丘)で行われた小学校の校長会で講話をされました。
 先生はパワーポイントを活用しながら、O157が発生した当時、指導主事として奔走した厳しく辛い日々の有様を、リアルに分かりやすく話をされました。
また、校長会が作成した冊子「病原性大腸菌『O-157』の記録と教訓、並びに堺市教委が作成した「取り戻そうみんなの笑顔」も紹介しました。
さらに、自らが校長時代に経験した様々な危機の事例を紹介し、主に次の4点を強調されました。
(1)適切かつ確実な危機管理体制を確立し、様々な事件や事故に備えること (2)万が一、事件や事故が発生した場合は、被害を最小限にするために適切かつ迅速に対処すること 
(3)危機管理マニュアルを作成し、安全管理と安全教育の両面から取組を行うこと 
(4)作成されたマニュアルの見直し・改善・共通理解の重要性 
 O157は、世界的にも例を見ない未曽有の「学校における食中毒事件」であり、絶対に風化させないため、講話でも確認された事実を改めてお伝えします。
 今から29年前、阪神淡路大震災の翌年、「平成8(1996)年7月12日、学校給食に起因する腸管出血性大腸菌O157による堺市学童下痢症が発生しました。
 多くの児童に下痢、血便を主な症状とする食中毒の症状が現れ、児童7,892人を含む9,523人が罹患(りかん)し、3人の児童の尊い命を失いました。また当時、溶血性尿毒症症候群を発症した児童が19年を経過した平成27年10月、その後遺症を原因として亡くなられました。
 二度とこのようなことを繰り返さないために、そして当時亡くなられた3人の児童、後遺症により亡くなられた方1人と、今なお苦しんでおられる被害者の方を忘れず、事件を風化させないよう、7月12日を「O157堺市学童集団下痢症を忘れない日」としています。」 ~堺市ホームページより~
 早草先生は、「私たち一人ひとりが『忘れられていないか?』と問い掛けました。30年近く経過、遭遇した教職員の多くが退職、堺市立小学校の教職員の構成の多様化(他の校種から・他の都市から・教育職外から)という現実を踏まえ、O157を語り継いでいくことの大切さを熱っぽく訴えました。

最後に、教育三陵会「きらくサポート」のPRをするとともに、困ったことがあれば気軽に相談して頂けたらとエールを送り終了しました。お疲れ様でした。

4月14日 理科教材一覧表を、校長会長にお渡ししました!

本日、小学校の校長研修会の前に、スタッフ2名(①+②)が準備している理科教材の一覧表(以下の内容)をお伝えしました。

 校長会の前会長と現会長にご説明したところ、大変喜んでくださり、早速、近日中に各学校に連絡して、ニーズを伺いますとのこと。

 学校に配送するのは、5月中旬の予定です。

■カボチャ
 ①種(30粒)の袋47個 と 苗30 + ②種(30粒)の袋8個
■ヘチマ
 ①種(40粒)の袋45個 と 苗30 
■ひょうたん
 ①種(50粒)の袋42個 と 苗30 

■ジャガイモ ②苗10 ■ホテイアオイ ②苗10個 ■保冷剤 ②100個

4月9日 スタッフ2名が理科教材を準備しています!

 ひょうたんの種50粒以上入った袋を45個完成(右の写真)しています。
近日中にカボチャの種30粒以上入った袋を50個します。またヘチマも明日以降に準備します。

スタッフからのコメントは、「タネ屋さんではありませんので、発芽率が何%と言う保証はできませんが、半分程度は発芽すると思っています。
 昨年の実績では、同時に発芽するのが4~5割、あと発芽の多様性で忘れた頃に発芽したのが2~3割でした。」

 各学校園からの要望は、前小学校の校長会長さんの方で集約して頂く予定にしています。
 今回は、主に“種”からの育ちを観察することになります。いくつかは“苗”での提供も考えています。5月中旬に各学校園に配送できたらと思います。
袋詰めして準備中

理科教材の”種”や”苗”を準備しています!

現在、理科教材として活用できる、カボチャの種300と苗50、ヘチマの種500と苗100、ひょうたんの種300、ジャガイモ20程度を準備中です。



昨年度までは“苗”で提供していましたが、今年は主に“種”で提供し、発芽から育って行く様子を観察してもらう方が学習に役立つのではないか?と考えています。



■今後の段取りとして、4月19日に提供できる「正確な種類と個数」をお知らせします。
 その後、学校園からの要望を吸い上げて頂きまして、5月中旬に学校に配送しようと計画しています。
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