令和3年(2021年)に「学校園支援事業(きらくサポート)」の構想が生まれ、4名の「きらくサポート」事務局員を中心に、令和3年度(2021年度)を準備期、令和4年度(2022年度)を試行期とし、令和5年度(2023年度)から本格実施をめざすこととなりました。
■学校園支援事業の愛称:「きらくサポート」の願い
「きらく」には、学校園長さんが「気楽」に依頼でき、私たちが「喜楽」に活動するという願いが込められています。
私たちのモットーは、「喜んで楽しもう!」です。これまでの経験を生かし、喜んで楽しみながらやろうという活動です。
令和4年度(2022年度)には、堺市学校園の校園長の皆さんに事業の説明をしました。さらにプロジェクトチーム(スタッフ会議)を立ち上げ、15名ほどのメンバーでサポート事業のあり方等を議論する会議を重ねてきました。スタッフは24名で始めました。
令和4年度(2022年度)に試行実施した支援活動は以下の通りです。
(1)物の提供(学習教材)
・じゃがいもの苗(小学校生活科、理科)
・アゲハ蝶の幼虫(小学校理科)
⑵労力(時間)の提供
・通学の安全見守り
・校区巡回
・職員室の留守番
・筆耕(表彰状など)
⑶知識や経験の提供
・学校危機管理のレクチャー
・学校経営に関する校長先生の相談活動
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令和4年度(2022年度)の学校園支援事業の様子
支援事業の概要
「きらく」サポート活動の基本的な考え方について
学校園サポート事業は、「きらく」がキーワードです。サポートする私たち(退職校園長)の「きらく」は「喜・楽」です。時間的なゆとりを使って、喜んで楽しく活動することです。Win-Winの活動ですので、報酬はもちろん、お茶などの心遣いも不要です。
ですから、学校園長の皆さんには「気楽」に支援要請をしていただけるということになります。
活動内容は、⑴基本的に子どもに直接関わることのない支援をします。子どもに関わるのは、プロである教職員のみなさんの仕事だと考えています。例えば、①教材など物的支援、②学習園整備、印刷、行事の受付や留守番などの労働支援、③若手教員の授業づくりや自主研修や管理職の先生への相談など知的・経験的支援などが挙げられます。
⑵子どもに関わる必要がある場合は、教職員の方針を受けての活動になります。勿論、緊急時には市民としての義務を果たすという立場で関与します。
ですから、学校園長の皆さんには「気楽」に支援要請をしていただけるということになります。
活動内容は、⑴基本的に子どもに直接関わることのない支援をします。子どもに関わるのは、プロである教職員のみなさんの仕事だと考えています。例えば、①教材など物的支援、②学習園整備、印刷、行事の受付や留守番などの労働支援、③若手教員の授業づくりや自主研修や管理職の先生への相談など知的・経験的支援などが挙げられます。
⑵子どもに関わる必要がある場合は、教職員の方針を受けての活動になります。勿論、緊急時には市民としての義務を果たすという立場で関与します。




「きらくサポート」スタッフを募集中!
本活動のスタッフは、24名でスタートしました。現在、教育三陵会の会員の方々に、スタッフの募集をしています。


令和4年度(2022年度)の活動を振り返って
■成果(支援延べ校数:21校)
内 訳 校数・回数 主な支援内容
校長相談 7校・13回 課題対応、危機管理マニュアルの説明等
教員相談 1校・ 1回 40代教員の思いを受け止めて聞き取る
登校見守り 2校・多数 A中校区・B小校区
校区巡回 1校・ 5回 学校への苦情の対応 公園の清掃や巡回
職員室の留守番 2校・ 2回 就学児検診時の対応、卒業式時の対応
行事への参加支援 1校・ 2回 国際交流事業時の参観
表彰状の筆耕 2校・ 3回 理科展・中学生百人一首大会の表彰状
理科素材の提供 5校・ 3回 ジャガイモの苗、アゲハ幼虫、タヌキ藻
支援の内訳は、①校長・教員相談(知的支援) ②教員やPTA・地域の活動の補完的な活動(人的支援) ③教材の提供(物的支援)に分けられます。校長相談から②の活動につながるケースもありました。
試行期であった令和4年度は、学校園への支援は13校の小学校に延べ30回以上実施し、相手先の校長先生から「大変助かった」「気持ちが軽くなった」等の高い評価を頂いています。